今日、金曜ロードショーで
ウィルスミス主演の
「幸せのちから」
っていう映画やってた
感動した
大まかなあらすじはね
ウィルスミス演じる、クリスとその家族についてのストーリー
貯金はたいて買った、医療用機器を売り込む、いわゆるセールスマンを肩書きに、病院をかけずりまわるクリスなんだけど、全然売れなくて、一方の妻は、それを少しでも補うため朝晩働いていた
んで、妻が出て行って
クリスと、一人息子の二人で生きる様子が描かれている
なんていうかね
自分が今住んでる環境だとか、住まいだとかなんだとか
すべてにおいて、当たり前なのかもしれないけど、それが幸福なんだっていうことを
本当に教えてくれるよ
父子で、家を追い出されて、地下駅のトイレで一晩過ごしたり、
無給で、半年間研修うけて、
最終的に正社員になれるっていうエンディング
最後はほんとどきどきした
この最後にくるまでが、あまりにも悲惨な日常を語ってるから正直最後は
「半年間給料なしで頑張ったけど、結局雇ってもらえなかった」
っていうおちもありえるな って思ってたけど
正社員になれて本当によかった。
最終的には、その後独立して財を成すっていうナレーションが入って終幕なんだけどね
で、一番心にきたシーンがあってさ
クリスと息子で、二人でバスケのシュートしてるシーン
息子「僕、大きくなったらプロ選手になるんだ!」
クリス「いいか?お父さんはあまりバスケが上手じゃない。そしてお前はその息子だ。だからお前がどんだけ頑張ったとしても、お父さん程度にしか上達しないよ。だから毎日ボールを追っかけるのはもうやめなさい。」
息子「・・わかった。」
・・・(一呼吸で
クリス「何であきらめるんだ。他人に無理だと言われても、それをやり通す人間になれ。夢をあきらめるな」
息子「わかった!」
このシーンのせりふは本当によかった
ていうか↑の文章じゃ伝わらないよね、うん
とりあえず実際見ると感動する
あとね
クリスが言ってたセリフで
「どっかの偉い人が、『人間には幸福を追求する権利がある』と言っていた。つまり幸福とは追求するものであって、決して手に入れることができないものなんだ」
っていうのがあってね
どん底の生活をしていたときのセリフ
でも今はちゃんと仕事もあって、寝るところもあって、
人並みの暮らしかもしれないけど、これが幸福なんだってクリスは言いたいんだろうね
(実際には財を成したらしいけど)
だから、僕らだって日々、つらいことやうっとうしいことがあるけど、
住んで、飯食って、勉強できることそのものが、幸福なんだってことだね
映画の中の
浮浪者が教会の寝床を借りるために、ずらーって行列つくってるところなんか、圧巻だよ
たかが映画だけど、世界のどこかにはそういうところもあるんだろうね
ただ、クリス自身、高卒で、普通の暮らしを手に入れるまでに、こんな遠回りをしてしまったのは、今まで適当に過ごしてきたからなんでしょうけど
そう考えると、今の世の中もいささか矛盾というか、おかしいというか
今、不況不況って言われてるジャン
んで、首切られてくのは、派遣・契約社員でしょ
そのあと、カス正社員もどんどん切られてったけど
派遣・契約なんてのはさ(それにフリーターとか)
結局今までろくに学力もつけず、定職つかず、
それまでの生活に満足してた人たちなわけで、
そこらへんは正直仕方ないと思う
会社にとって、結局正社員と違って、派遣なんかは都合のいい働き屋なわけだからね
切りたいときに切れるわけだし、賃金も正よりは安いだろうし、保障とかも少ないだろうし
かといって、
昔、篠原涼子がやってた『派遣の品格』なんか見てると、企業や会社において、派遣がどれだけ重要かなんてのはわかってるつもりなんだけどね
ま、そこは難しいところですね、子供なりに僕も考えてはいるんですけど
そして、先に述べた映画や、今のご時世に影響をうけ、
これからは少しでもまじめに生きようなんて思いました。
口だけかもね でもいいんだ、感動したから